どうも、武信です。(No685)
DaiGoの以下の動画を参考にしました。
「幸せになる仕事の選びかた9つの法則〜Oxford大学式 キャリアと職業選択の科学」というタイトルです。
DaiGoは動画で転職する際、事前にその仕事に向いているかは判定できる手法はないと言っています。(高い精度という意味です。0.5ぐらいの相関がマックスです)
詳しく知りたい方は、続きをお読みください。
約6000文字の長文ですが、引用文も長いので。。。
オリジナルな文章は半分くらいかな。
1 僕の記事からの引用。
まず、僕の記事を貼ります。
2020年教育改革への僕の本「創造力を鍛えるには?2020年国語試験は失敗する?」
2020年教育改革への僕の本「創造力を鍛えるには?2020年国語試験は失敗する?」
以下、記事から引用します。(長めです)
3 僕の意見。
以上から、意味のない問いをすることは創造力を鍛えるという名目でも、果たして意味があるのか?と疑問に思うのです。
創造力にも、以下の種類があります。
以下の僕の記事から引用します。
「フィクサーによる日本の教育改革本11 第15章 下」PART2というタイトルです。
2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本11 第15章 下」PART2
7 世の中で生きていくために必要な力とは何か?のまとめ表
さて、今までの内容をまとめて世の中で生きていくために必要な力とは何か?を書きます。
ある程度の見通しのために、まとめておきます。
創造力(学問(文系、理系)、ビジネス、芸術など)
思考力(地頭力とも呼ぶ。論理的思考力(ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、クリティカルシンキングなど)、哲学的思考、数学的思考、多面的思考力、分析力など)
OS力(情報処理能力・集中力・暗記力・体力(勉強と肉体的)など)
メンタル系(根性、根気、やる気、興味がある、好奇心が強いなど)
コミュ力(人間理解、ノンバーバル、人たらし力、チームワーク力、リーダーシップ、マネジメント力、性格(非認知能力?実行力は(やり遂げる力)に含まれる)、価値観など)
感覚的能力(予測力、直観力、洞察力、判断力、意思決定力、メタ認知力、気づく力、理解力など)
知識(学問(文系、理系。教養との区別は不明)、ビジネス系、専門知識、宗教や文化、暗黙知など他分野に渡る)
技能(表現力(文章力、絵、音楽、数式、プログラミングなど)、手先の器用さ、オペレーション的業務など)
などが挙げられます。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110922
2011-09-22 未完の「能力リスト」 有名ブロガーちきりんも能力の分類をしています。参考までに。 以上、ここまで。
創造力(学問(文系、理系)、ビジネス、芸術など)だけでもこれだけ種類があります。
そして、学問系は論文で主に測ることができるからこそ、僕は日本論文プラットフォーム案を考えたのです。
「日本論文プラットフォーム。フィクサーによる日本の教育改革本から」というタイトルです。
2020年教育改革への僕の本「日本論文プラットフォーム」フィクサーによる日本の教育改革本から PART1
2020年教育改革への僕の本「日本論文プラットフォーム」フィクサーによる日本の教育改革本からPART2
ビジネスの創造力は、ビジネスコンテストなどで一部、測れると書きました。
芸術は、小説なら賞があります。
このように具体的に創造力別に、実際に現物を書かせる、作らせないとダメなのです。
「LOVEとHOPEの間に何が入る?」とか、新しいセンター試験のキーワードありきの記述式などで、創造力なんて測れないのです。
新しいセンター試験の記述式では、創造力まではおそらく測っていないでしょうが、「表現力でも怪しい」と思います。
僕は2018年に実施された2回目の大学入学共通テストを解いてみましたが、内容をきちんと理解しているかを問われており、要約するという問題でした。
従来のセンター試験も、内容をきちんと理解しているかを問われていましたが、マーク式であり、当てずっぽうでも当たる人もいました。
ですが、今回の大学入学共通テストは当てずっぽうはまったく通用せず、難易度が数学並み(数学は100点か0点かにわかれるぐらい幅が広い)になり、太刀打ちできない人はまったく歯が立たない内容となっていました。
実際、80字~120文字の長い文章を書かせる問題の完全正答率は15.1%でした。(1回目は0.7%でした)
ちなみに部分正答率は28.4%に上がりました。(前回は11.2%だった)
また、IQテストもある程度、対策ができるそうです。
やはり現物を実際に書かせる、作らせること以上に、「創造力を見る手段はない」と僕は思います。
似たような創造力テストではあまり意味がないというか、「効果が薄い」と思うのです。
TVのクイズ番組でもよく分からないアイデア発想の出題がありますが、僕はあれの効果には疑問符です。
あのアイデア発想ができたからといって、論文、ビジネスコンテスト案、小説が書けるのでしょうか?
そして、さらに言いたいのはLOVEとHOPEの間のテストも、クイズ番組の発想テストも問題解決型という点です。
論文はそもそも何をテーマに論じるか?から考える問題発見型ですし、ビジネスコンテストも自由に発想する問題発見型ですし、小説も何を書いてもいい問題発見型です。
そう考えると問題解決型の範疇に収まるモノでは、問題発見まで測れていないので能力は未知数だと僕は思います。
つまり、この国語の試験を改良したからといって、ノーベル賞続出とはならなさそうという僕の見立てです。(創造力がほぼ測られていないので)
中略。
5 ポテンシャル採用の意味とは?
どんなジャンルでも、その分野で一流かどうかは「実際にやらせてみて、結果が出るか」でしか測れないんですよね。
もちろん結果がでなくても、つまり売れなくても、品質の良い製品や作品や成果物を出せる人はいます。
ともかく、スポーツ、芸術、ビジネス、営業、コミュニケーション、論文や研究、IT(プログラミングなど多数)など、どのジャンルにおいても実際にやらせてみて向いているか、才能があるか、結果を出せるかを見て判断した方がいいわけです。
日本の大企業の新卒一括採用はポテンシャル採用であり、高学歴をともかく好みます。(最近は一流高校出身も好むようですが)
ですが、プログラミング、翻訳、ライティングなどの技能職では、その能力を証明することは容易いので、採用しやすいですよね?
成果物を見せてもらえばいいわけです。(コード、翻訳文、文章です)
つまり、ポテンシャル採用などというよくわからない指標で高学歴を獲得するより、コード、翻訳文、文章を実際に見せてもらうか、書かせて判断すればいいのです。
日本の大企業では育てる文化があるので、ポテンシャル採用で高学歴を育て上げます。
他国ではそんな採用方法はないようです。
そう考えると、中途採用は現実的です。
すでに実績が見えるからです。
営業に向いていれば営業マンとしての成績を一定程度上げているでしょうし、何らかの成果を前職で出していますから、同じ職種なら採用の目安として、中途採用は分かりやすいです。
ですが、転職で職種も業種もガラリと変える場合、前職の実績が関係なくなる場合があり、見極めが難しくなります。
このように、何かの能力を見たいなら、そのものズバリを実際にやらせるのが一番なのです。
それなのに、今度変わる2020年の教育改革ではクイズ能力?を問うており、現実の仕事などでの能力にどこまで関与しているのか?不明な能力ばかり問うています。
僕の提案した日本論文プラットフォームの趣旨をまったく理解していません。
無駄に難しく、意味不明な、何の能力を問われているのかわからない問題を解かされているのです。
「東大王」という番組が人気であり、クイズ能力であることから、「日本の高学歴はどうなの?」ということも言えますね。(メディアの限界ということかもしれません)
ともかく、企画・芸術系・ビジネス系(創造力)、営業系(コミュ力)、特定の技能職(職人など)は高学歴であろうと能力を疑ってかかるべきです。
なぜなら、試験では測られていないからです。
逆に言うと、学者、研究者、官僚、法律系は高学歴と相性が良さそうですね。(プログラミングも高学歴の理系と相性いいかもですね)
僕は今回の教育改革は失敗すると予言しておきます。
このままだとね。(何も変わらないということです。または悪化する可能性すらあります。現在、共通テストで、記述式導入は延期になりました。予想通りとなりました) 以上、ここまで。
2 DaiGoの動画の紹介。
動画を貼ります。
「幸せになる仕事の選びかた9つの法則〜Oxford大学式 キャリアと職業選択の科学」というタイトルです。
仕事の選び方やキャリアについての選び方について。
自分に合った仕事はどうやって探したらいいか?さらにどうやったらキャリア選択がうまくいくかについての話です。
転職の際のデータが話されています。(1998年のデータですが、メタ分析なので信頼性が高いです)
自分が転職したり、起業したりしたときのパフォーマンスは事前に把握はできないそうです。
つまり、実際にやってみないと、パフォーマンスが出るかどうかどうかは不明なので、悩んでも無駄なのです。
僕が予測していた結果と同じです。
事前に調べることと、就いた後のパフォーマンスの相関係数の事例は以下です。
詳しくは動画を見てください。
「ほぼすべてのテストで、仕事のパフォーマンは予測できない」という結果になりました。
0.6の相関係数を超えるテストは存在しないのです。
職業適性テストは、気にしなくていいということです。
「どうやってキャリアを作ればいいか?幸せになる働き方とは?」というのが2018年のオックスフォード大学の研究があります。
9つの法則です。
9つの法則を基にキャリアを作れば幸福になれるということです。
続きはニコニコ動画で。
3 僕の意見。
僕はDaiGoの動画が出る前に、「仕事なんて実際にやらせてみないと分からない」とブログ記事で述べていました。
僕は論文をまったく読んでおらず、直観で洞察したわけですが、見事に裏付けられました。
だからこそ、論文の力を見たいなら、実際に論文を書かせるのが大事であり、日本論文プラットフォームを提唱したわけです。
政府や大学が僕の意見を取り入れないので、ソフトランディング案として不本意ですが、150文字ぐらいの記述式を提案しました。(150文字で何がわかるのか?と思います)
2020年教育改革への僕の本「2020年国語試験のソフトランディング案」
「2020年教育改革への僕の本「2020年国語試験のソフトランディング案」」というタイトルです。
企画案は実際に企画案を書かせるビジネスコンテストがまだマシであり、翻訳やプログラミングなら、翻訳文やコードを見ればある程度の実力把握はできます。
小説や漫画なら、実際に書かせる賞があります。
成果物なら、現物を見るのが一番、評価が速いです。
仕事なら、実際にやらせてみるのが速いです。(裁量のあるインターンでも短期なので、相関係数は0.54です)
長期的に仕事をさせないと、仕事で力を発揮できるかは不明なんですね。
また、学歴、年齢、筆跡、などは相関係数が低いですからねー。
ただし、DaiGoの示した研究論文が1998年というのは気になるところです。
時代が変わったので、もう少し相関係数に変動が起きている可能性があります。(1995年から、Windows95が発売されて、本格的なIT時代が到来していますからね)
IT革命が本格的に起こった以降の動きが取り入れられてないでしょうから。
プログラマーやデータサイエンティストやAI開発者などは、高学歴と相関ありそうな気がします。
また、YouTuberなど新しい仕事も出てきています。
AI面接という新しい手法も出てきており、相関係数を引き上げている可能性もあります。
最新版の研究が待たれるところです。
ではこの辺で。(5684文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。