2020年教育改革への僕の本「日本の教育改革をフィクサー風に語ってみる。PART2」

どうも、武信です。(No121)  

 

PART1からの続きです。

 

前回の記事は以下です。

2020年教育改革への僕の本「日本の教育改革をフィクサー風に語ってみる。PART1」

 

日本の教育改革を、フィクサー風(フィクサーとは黒幕の意味)に語ってみようと思います。  

 

さて、教育を語るには世の中をまず熟知する必要があります。

 

世の中を熟知してこそ、世の中で活躍できる人材育成という視点から、語ることができるからです。  

 

シリーズの記事を読むことで得られるメリット。

1 日本の教育改革の全貌を知ることができる。

2 有能な社会人とはどのような人材か?がわかり、社会人になる際に非常に役立つ。  

 

有料級の情報です。

 

では、世の中を分析してみましょう。

 

3 未来と現状から逆算した教育改革が大事。

 

続きです。  

 

いろいろな分類視点から、世の中を分析し、現状把握をしたとします。  

 

民間で活躍できる人材輩出を、主な教育目標とすることや、G型とL型で、輩出する人材像が異なることや、マクロ経済政策の重要性が、把握できたことかと思います。  

 

では、ここでは、民間とG型(とL型にも一部適用可能)で活躍する人材像を分析してみましょう。  

 

L型は、冨山和彦氏の本に任せますし、公務員・NPO・フリーランスも他の人に、とりあえず任せることにします。

 

何事も、逆算思考が大事です。

 

民間で活躍する人材とG型(とL型にも一部適用)から逆算して、教育を語ることが重要ということです。  

 

しかし、ここで把握しておかなければならない重要論点は時間軸であり、未来(何十年後など)からの逆算もしなければならない点です。  

 

つまり、AI時代にも適応した教育改革が必要なのです。  

 

「AI時代はどのようになっているか?」をある程度未来予測した上に、「AI時代の働き方(民間やG型など)」を模索し、それを教育に落とし込む必要があります。  

 

AI時代には、創造力予測力マネジメント(経営・管理)と人間力(コミュ力含む。サービス業のもてなし)の3つは、最低限AIに代替されにくいようです。  

 

芸術作品は簡単なものであれば、AIに代替されてしまう可能性はありますが、それでも、最後の感性の部分の判断は人間がおそらく担うでしょう。(売れる芸術や企画までも、AIが予測・的中できてしまう可能性すらありますが)  

 

予測力は未来は不確実であり、AIでもそう簡単に未来を予測できるとは思えません。  

 

マネジメントは資本主義が永続するという前提ならば、経営システムが存続するので、会社という仕組みが残り経営・管理は必要でしょう。  

 

経営・管理は、人間がやる部分が多いです。(部下指導や社長の意思決定など多数)  

 

また、意思決定はAIに代替される可能性は残りますが(採用や政治や経営の意思決定も入ります)、人間の持つ予測力と意思決定も、まだ活躍する余地があるかもしれません。  

 

最後の人間力(コミュ力。サービス業のもてなし)は人間の繊細な対応が必要であり、人間の温かい温もりや、コンピュータではない生の人間が必要とされているので生き残ると思います。  

 

スポーツや将棋などの、人間バトルが売りの職業も残るでしょう。  

 

それに対して、生き残らない筆頭格が、情報処理能力を得意とした職業でしょう。  

 

事務処理はコンピュータに任せた方が正確ですし、人間に比べてまったく疲れません。  

 

これらの知識を前提とした上で、どういうスキルや力を教育によって、子どもたちが身につけるべきか論じていきたいと思います。  

 

4 未来を担う子どもたちが身につけるべきスキルや力。

 

今回からは、未来を担う子どもたちが身につけるべきスキルや力を分析していきます。  

 

まず、建物を造るときにも土台がしっかりしていないと揺らぐように、人間にも土台となる力があるでしょう。  

 

階層化して示してみます。

 

1 OS力(情報処理能力・集中力・暗記力・体力など)。 

非認知能力(または、性格スキル)。 

学習能力認知特性など。

 

2 OS力と非認知能力(性格スキル)と学習能力と認知特性の土台の上に、専門的知識と高度スキルが作られる。(メンタルも関わる)

 

3 専門的知識は理系は細分化がされている

スペシャリスト(専門分野1つ)・ゼネラリスト・π型人材(ゼネラリストの土台の上に専門知識2つ)という風に、専門知識人は分類される。

 

4 その他の高度スキル

AIに代替されにくい能力(創造力・予測力・マネジメント(経営・管理)・人間力(コミュ力含む。サービス業のもてなしなど多数)。

 

意思決定能力(思考力・判断力・決断力の総称でしょう)。

 

問題解決能力。など。  

 

また、僕なりに様々な能力を表にしてまとめてみました。  

 

創造力(学問(文系・理系)・ビジネス・芸術など)

 

思考力(地頭力とも呼びます。論理的思考力(ロジカルシンキング・ラテラルシンキング・クリティカルシンキングなど)。哲学的思考力・数学的思考力。多面的思考力。分析力など。

 

OS力(情報処理能力・集中力。暗記力・体力(勉強と肉体的)など)

 

非認知能力(または性格スキル) (自制心・やり抜く力・好奇心など。ビッグファイブなど)

 

メンタル力(根性・やる気・諦めない力・鈍感力など)

 

コミュ力(人間理解・価値観・世界観・ノンバーバル・人たらし力・チームワーク力・リーダーシップ力・マネジメント力など)

 

感覚的能力(予測力・直観力・洞察力・意思決定能力(思考力・判断力・決断力の総称)・メタ認知力。気づく力・理解力など)

 

知識(学問(文系・理系。教養との区別は不明)・ビジネス系・宗教や文化・暗黙知など)

 

技能(表現力(文章力・絵・音楽・数式・プログラミングなど)・手先の器用さ(タイピングや彫刻など多数)・オペレーション的業務など)

 

知能(IQ(知能指数)・EQ(心の知能指数)、SQ(精神的知能)、HQ(人間性知能)、多重知能理論(1 言語的知能 2 論理数学的知能 3 音楽的知能 4 身体運動的知能 5 視覚空間的知能 6 対人的知能 7 内省的知能 8 博物的知能 9 実存的知能 10 指導的知能)など) などでしょうか。  

 

ちなみに、有名ブロガーのちきりんも能力の分類をしていますね。

 

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110922 

「2011-09-22 未完の「能力リスト」」  

 

ではこの辺で。(2961文字)  

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

PART3に続きます。

2020年教育改革への僕の本「日本の教育改革をフィクサー風に語ってみる。PART3」

 

 

  参考引用文献。 「人工知能を超える人間の強みとは」

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