2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本11 第15章 下」PART3

どうも、武信です。(No237)  

 

前回の記事が以下です。

 

2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本11 第15章 下」PART3です。

 

構想約5年以上!総文字数約31万2000文字以上の執筆物です。  

 

フィクサーだと僕が思う理由は、2014年頃(正確には2013年頃から着手)から、この本を書き始めており、それと連動して日本の教育改革も進んだことが、まず挙げられます。  

 

また、それ以上の確固たる証拠もありますが、それは伏せることにします。(本が1冊書けるほどの情報量になります)  

 

 

8 大学受験を根本的に変える画期的な案

 

ここで、大学受験を根本的に変える画期的な案を紹介します。  

 

まず、ペーパー試験は知識が定着したか?の確認を主な目的とします。  

 

さらに思考力も問います。

 

主に、論理的思考力と数学的思考力になります。  

 

他に、弁護士ならば、1万時間が合格の目安とされているように、大学受験の膨大な対策はある程度の蓄積された勉強時間が必要とされます。  

 

それらの蓄積された長い期間、着実に勉強してきた人材だとは証明されます。  

 

短期決戦か、長期決戦かはまでは伺えないかもしれませんが、とにかく長い期間の勉強蓄積をしてきたのだなとは分かります。  

 

これは体力がある人間でもあります。  

 

知識の確認(学問系)と、思考力と勉強体力があるという点が、ペーパー試験で判定できる良い点です。  

 

また、OS力(情報処理能力や集中力や暗記力や体力など)も、判定可能です。  

 

さらに、早稲田の歴史系などの暗記地獄を通ってきた人材は、弁護士などの暗記地獄系の資格試験には強いかもしれないです。  

 

世の中の資格試験は、暗記地獄系はそれなりにあり、現在の大学受験の勝ち組は「こういう試験には強い」と思われます。  

 

そして、判定できない創造力(&思考力も)と、表現力(文章力)については小論文が適しています。  

 

しかし、一発勝負の小論文では、採点者の恣意性に左右されるリスクが極めて高い上に、受験生が能力を出し切れるかも出題文によって左右されるし、採点が大変という面があります。  

 

解決策としては、複数回の小論文試験が妥当でしょう。  

 

しかし、小論文を教えてくれる人が日本には少ないです。教師も教える力量を持った人は少ないです。  

 

以下の記事が僕が提唱する問題解決策です。

 

「日本論文プラットフォーム」

 

2020年教育改革への僕の本「日本論文プラットフォーム」フィクサーによる日本の教育改革本から PART1

 

2020年教育改革への僕の本「日本論文プラットフォーム」フィクサーによる日本の教育改革本からPART2

 

9 僕が一時期、考案した最高の授業形式

 

ここからは僕が一時期、考案した、最高の授業形式を書いていくことにします。  

 

高校・大学などで、最高の授業形式とはどのようなものでしょうか?  

 

僕が一時期考えたのが、基本的には、生徒は自学自習で参考書や教科書やDVD(授業を録画)などで学習し、あとはテストで評価されるというものです。  

 

先生は、分からない箇所だけを答える役割に徹します。

 

未来的には、コンピュータが分からない箇所を教えてくれるかもしれません。  

 

大学の先生の場合、研究に時間を割けるメリットがあります。  

 

ですが、大学の先生の場合、大教室の授業は実はアウトプットの場(生徒にわかりやすく説明する訓練)や、プレゼンテーションの場としての役割もあるのではないか?と考え直しています。  

 

学者はTVに出るときもありますし、素人にわかりやすく説明する訓練を積むことで、一般人向けの著作にも活かせます。  

 

というわけで、大教室の授業はなくならないかもしれません。  

 

といっても、教える側の都合であり、学生側としては、参考書やDVDなどによって、独学で、分からない箇所だけ聞くという方が効率が良いと思われます。  

 

大学側は意欲的で独学可能な学生には、講義の出席を義務づけないほうがいいと思います。  

 

そして、ゼミやグループディスカッションは、大教室での一方的な授業よりは、密度が濃く、学生の成長も促せますが応募が殺到する場合、全ての学生が受講できません。  

 

先生の負担も増えてしまいます。  

 

解決策として、ネットでの交流の掲示板みたいなものを作る案もありますが、オフレコの発言は記録できないでしょう。  

 

オフレコ発言を、先生は記録に残したくないからです。  

 

それは何とかなるでしょうが、ネットの掲示板(一般人には非公開)の解決策は応募に漏れた学生には吉報にもなるかもしれませんが、あまりにも殺到しすぎた場合、先生の負担を考えると、閲覧だけ可能で、書き込み不可にするしかないでしょう。  

 

この話題はおまけです。  

 

ちなみに、こういう記事もあります。

 

http://benesse.jp/news/kyouiku/trend/20151018120050.html

 

「高1で蒔いた種が高3で花開く 高校生の学習習慣を専門家が解説」 という記事から、一部、引用・まとめ します。  

 

進学校と一口にいっても違いがあります。  

 

調査対象校には、典型的な3タイプが含まれていました。  

 

生徒の多くが受験勉強を塾や予備校でする「外注型」、学校側が宿題や提出物を厳しくして受験まで導く「学校管理型」、友人同士の刺激が学習の礎になる「共同型」です。  

 

学年が進むにしたがって、勉強時間が増えていくのは3タイプとも変わらないのですが、共同型では2年生の1学期まで、ほかの2タイプより学習時間が少なく、2学期になって、ようやく外注型の高校に追いつきます。

 

最も学習時間が多いのは、学校管理型でした。  

 

共同型に分類された高校は、勉強も生徒側の自主性にまかせる、伝統的な進学校です。  

 

浪人も含めれば、週刊誌のランキングをにぎわせるほどの進学実績を上げているものの、現役の段階では外注型や学校管理型に大きく水をあけられていました。  

 

「現役進学時代」には、そんな伝統的な進学校のあり方にも変化が迫られるのでは、というのが濱中准教授らの見立てです。以上、ここまで。  

 

「外注型」と「学校管理型」は、外からの圧力による勉強でしょう。  

 

「共同型」はどちらかと言えば、内発的動機であり、自主性があります。  

 

最も、自主性がある人は独学派で、参考書だけでやり遂げる人ですが、そんな人は1%未満なのでしょう。  

 

一番、コスパがいいのは独学派なのですけどね。  

 

僕の理想の学校形式は自主性を重んじるので、ほとんどの学生には通用しなさそうです。  

 

外からの圧力がなければ勉強をしない人が、高成績グループでさえ、ほとんどを占めるからです。  

 

参考書やDVDで、自主的に勉強し続ければ一番学習効率がいいことは分かっていても、管理がないと努力を持続できないのです。  

 

そういう学生は会社組織に入って、外からの圧力、上司や勤務時間などに縛られるのがいいでしょう。  

 

自営業やフリーランスは厳しいかもしれません。  

 

自営業やフリーランスは、自主的にやらなければいくらでも怠けられるからです。  

 

もし、外からの圧力が必要な人がフリーランスをやるとしたら、職場を別に用意して、縛りをかけないと駄目でしょう。  

 

起業家としても、外注型や管理型は向かないかもしれません。  

 

外からの圧力がないとやらないか、怠けてしまう人間が、起業家に必要な突破力や、新しいフロンティアを切り開いていく力があるとは思えないからです。  

 

起業家になる人なら独学か、学校に通っていても参考書を中心として学習しているか、または共同型タイプの方が向いているのではないでしょうか。  

 

ほとんど全部教えてもらったり、管理されたりして、起業家になる人は恐らく少ないです。  

 

そう考えると、ほとんどの高学歴は起業家にはなれないでしょう。  

 

どのような方法で高学歴を獲得したかのプロセスが、実は重要項目である可能性が出てきました。  

 

10 正規分布やその他

 

正規分布で言う偏差値60以上を、仮に高学歴だとしましょう。  

 

偏差値20~80までが99.7%で占められています。   偏差値40~60を占めているのは68.3%です。   偏差値40〜60を占める68.3%を2で割ると、31.4%が出ます。  

 

31.4%を2で割ると、偏差値60~80までを占める15.7%が導き出されます。  

 

15.7%が高学歴だとしても、そのうちの何%が共同型なのでしょうか。  

 

独学や参考書だけでしかも管理されず、自主的に超一流大学に受かった人は数少ないです。  

 

1%もいないのではないかと推測します。大半は外注か管理で、突破してきます。  

 

僕の理想の授業は、テストで一定以上を取らないと単位を与えません。  

 

自主的にやろうと外注や管理でやろうと手段は自由ですが、テスト、つまり、結果で判定されるのです。  

 

ですが、僕の方式にすると、進学校といえども落第者が続出する可能性があります。  

 

人間は基本的に怠け者であり、管理されないと頑張れないのかもしれません。  

 

僕の理想の授業は机上の案であり、管理という手法を使わないと(外注含む)、ほとんどの人が勉強しないのでしょう。  

 

だからこそ、会社組織があります。学校があります。

 

全て、管理のためのシステムです。

 

勤務時間、会社という場所での拘束、上司による圧力などは管理のためです。  

 

自主的にやれる人間は自営業やフリーランスに向いているし、起業家にもなれるかもしれませんが、そんな人は稀なのでしょう。

 

そういう人間の特性を理解して、教育構想を設計する必要がありますね。  

 

ほとんどの人は(勤務時間、場所、上司などの)管理されないと力を発揮しません

 

「高学歴の中で、イノベーターをなるべく多く輩出するにはどうすればいいのだろうか」と謎は深まるばかりです。  

 

主体性という教育目標を文科省は掲げましたが、そういう人間は一部です。  

 

やはり、自己効力感が重要なのかもしれません。  

 

「日本を背負っている」とか、「使命がある」などの高い自意識があれば、自主性も出てくると思われます。  

 

有名なレンガの話であれば、単に石を積むという自覚よりも、「大聖堂を作るために石を積んでいる」という自覚がある人が、高い自意識の持ち主ということです。  

 

レンガの話とは「単純作業を繰り返す人」「生活のために仕方なくレンガを積む人」「大聖堂を作るためにレンガを積む人」の話です。  

 

目的や動機に差があります。

 

もしくは追い込まれるかです。  

 

追い込まれて力を発揮する人もいれば、プレッシャーに負けてダメになる人もいて難しいのですけどね。  

 

「競争の科学」という本に詳しいですが、競争に向いている人と向いてない人がいます。  

 

以上、日本が今後、改善すべきことを挙げました。  

 

ではこの辺で。(5076文字)  

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。  

 

参考・引用文献。

「高1で蒔いた種が高3で花開く 高校生の学習習慣を専門家が解説」ブログ記事。

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