2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本11 第15章 下」PART1

どうも、武信です。(No235)  

 

2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本11 第15章 下」PART1です。  

 

構想約5年以上!総文字数約31万2000文字以上の執筆物です。  

 

フィクサーだと僕が思う理由は、2014年頃(正確には2013年頃から着手)から、この本を書き始めており、それと連動して日本の教育改革も進んだことが、まず挙げられます。  

 

また、それ以上の確固たる証拠もありますが、それは伏せることにします。(本が1冊書けるほどの情報量になります)  

 

1 自分の詳しい分野での気づき

 

また、ビジネスにせよ学者や研究者にせよ、その分野に強烈な興味を持っており、知識が豊富で、尚且つ、経験が豊富だと、新しいことに気づきやすくなるでしょう。  

 

外部の経営コンサルタントは、独自の思考法やフレームワークで改善案を述べますが、新しい商売の種までは発見できません。  

 

なぜなら、その分野に強烈な興味を持ち、大量の知識や経験を有しているとは限らないからです。  

 

勝負するなら、自分が興味を持てて、知識を増強することが苦じゃなく、経験を積むために、労働や知的活動が苦じゃない分野を選ぶべきでしょう。  

 

自分の詳しい分野じゃないと、新しい気づきはなかなか生まれないものです。  

 

IT業界(ゲームなど)、または芸術、もしくは、経済学などの論文の分野では、それぞれその道の人には新しいアイデアを生み出せるのに、他の分野では気づきが得られないのは興味がないか、知識や経験が不足しているからです。  

 

僕は、IT分野ではそれなりにアイデアが浮かびますが、他の詳しくない業種では、アイデアが浮かびません。  

 

経験も知識も不足しているからでしょう。興味もそもそもないかもしれません。  

 

経営コンサルタントや異業種からの社長が就任したり、アドバイスしたりするときは、あくまでその企業の当事者たちが中心になって考えるべきです。  

 

一番、その業界、会社に詳しいのは当事者たちなのですから。  

 

外部からの意見は参考にして、新たなアイデアの触発になればいいな程度に考えておくべきです。  

 

もちろん、多様性は大事であり、外部からの刺激によって、新しい知見が浮かぶことはよくあります。  

 

したがって、異業種の人の意見は参考になります。  

 

そういう視点で、外部の人間を活用すべきでしょう。  

 

あくまで、当事者が責任を持って考えるのですが、外部からの刺激によって、見えない世界に気づき、構想や戦略などに活かすのです。

 

そして、自分の専門分野では気づくことが多いですが、同時にこだわりが強いとも言えます。  

 

こだわりが強いと、逆に売れなくなる可能性もあるのが問題です。  

 

例えば、iPhoneの場合、アップルのこだわりが上手くでて、売れました。  

 

ですが、日本の会社の電気製品は必要ない機能をつけるというこだわり、つまり高機能路線で行き、サムスンなどに敗れた経験があります。  

 

サムスンは新興国のニーズに応え、同時に安く抑えました。  

 

他の例では、1000円カットはこだわりをとことん捨て、低価格路線で成功した例です。  

 

こだわりが仇になるケースも多いのです。  

 

顧客のニーズを見極める、気づきが必要です。  

 

2 「なぜデータ主義は失敗するのか?」からの引用・まとめ

 

この話題については、書かれている本がありました。  

 

「なぜデータ主義は失敗するのか?」です。  

 

一部、引用・まとめ します。  

 

P258から。たとえば、化粧品業界にいる人は化粧品の意味に対する気づかいがなければ、化粧の理想に関する深い洞察の意味など理解できません。  

 

自動車業界にいる人は、自動車や輸送を気づかう必要があります。  

 

そうしなければ、車の運転という人為的現象の意味など、まったく理解できないはずです。  

 

P259から。イケアの店舗に足を踏み入れると、最新デザインの家具を低価格で提供することに、気づかいをもつ人がいるということが即座にわかります。  

 

この言葉に含まれる「重要性」と「配慮」という両方の意味で、気づかいの存在する証拠が見て取れます。  

 

店内の凝った配置を見れば、店舗のクリエイターが職務に熱心に取り組んだことは明らかです。  

 

店舗のデザインに、それが見て取れます。  

 

世界で最も立派な店舗というわけではないですが、その店舗が果たすべき役割をありえないレベルの高さで実現しています。  

 

P260から。気づかいはどこにでも見出すことができます。  

 

近所の食料品店でも市立図書館でも幼稚園でも寿司店でもコンピューターゲームにも、さらには、下水設備の機能にも気づかいは見出だせます。  

 

気づかいの存在する場所では、そこで働く人たちが自分の仕事に深くかかわっているのが感じられます。  

 

その人たちにとって、その仕事は大切なものなのです。  

 

P261から。気づかいを育てる方法を、ここでいくつか紹介します。詳しくは本で。  

 

P273から。センスメイカーにとって、重大な課題の一つはこれらの多様な世界に同じ方向を見させるにはどうしたらよいかということです。  

 

そのよい例が、マーケティングの世界と研究開発の世界です。  

 

マーケティングのスタッフは、大局的な視野に立つゼネラリストであることが多いです。  

 

彼らは短期的な目標にもとづいて評価されるので、すばやく行動する必要があり、答えを与えてくれる洞察によって、モチベーションがかきたてられます。  

 

これに対して、研究開発スタッフは、特定の役割をもつスペシャリストであることがとても多いです。  

 

彼らは長期的な進展によって評価され、ディティールを非常に重視し、「何が必要か」よりも、「新しいテクノロジーで何ができるか」にしばしば強い関心を抱き、驚くべき問題や謎を与えてくれそうな洞察によって、モチベーションが上がります。  

 

当然ながら、この二つの世界はしばしば衝突します。  

 

私たちが最近訪問したグローバル消費財メーカーでは、マーケティングチームが研究開発チームと協同でワークショップをするという案を、意図的に阻止するということがあり、そのチームの人間は、「どうせ研究開発の人間にはビジネスの基本などわかりませんから」と言っていました。  

 

おもしろいことに、研究開発チームもマーケティングチームについて、同様の判断をしていました。  

 

「彼らはものの見方が短期的で、テクノロジーが開発されるプロセスに敬意などもっていないのです」

 

まさにこれらの理由から、たいていの企業では、研究開発グループとマーケティンググループがまったく別の方針や方向性に従うのがふつうでした。  

 

しかし、会社として競争する場所や方法について、新たな方向性を定めたいときには、これが問題となります。  

 

ここでセンスメイカーは、異なる世界を結びつける必要があります。  

 

社内のすべての目を、空で輝く同じ星に向けるのです。  

 

これはつまり、会社がなぜ、どこで、どのようにイノベーションを実行すべきかについて、多様なグループに同じ考えをもたせることを意味し、ここで社員のモチベーションが上がる方法をとることによって、チームが活性化し、社内に強い意味が生じます。以上、ここまで。  

 

気づかいが仕事には大事だということが伝わってきます。  

 

気づかいがある、つまり「熱意があり、好きだからこそ、気づくことが多い」と僕は解釈します。  

 

また、マーケティング部門と研究開発では、後者は「こだわりが強い」と言えます。  

 

技術にこだわりがあり、僕の主張のように要らない機能をつけて失敗するか、iPhoneのように成功するかに分かれます。

 

ではこの辺で。(3377文字)  

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。  

 

参考・引用文献。  

 

「ビジネスモデル思考 既存ビジネスから「イノベーション」を生む7つの視点」

 

「なぜデータ主義は失敗するのか?」

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