どうも、武信です。(No221)
2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本10 第14章 上」PART3です。
構想約5年以上!総文字数約31万2000文字以上の執筆物です。
フィクサーだと僕が思う理由は、2014年頃(正確には2013年頃から着手)から、この本を書き始めており、それと連動して日本の教育改革も進んだことが、まず挙げられます。
また、それ以上の確固たる証拠もありますが、それは伏せることにします。(本が1冊書けるほどの情報量になります)
第14章「日本のモノづくりの姿とはどうあるべきか?」
7 記事の引用
日本のモノづくりは、インダストリー4.0でIoTを推進していますが、ここで私見を述べます。
IoT(Internet of Thingの略語)という、「すべてがインターネットにつながる」世界が提唱されていますが、製造業だけでなく、電機産業もここに活路を見出そうとしているようです。
ですが、僕はIoTは危ういと考えています。
スマート家電の問題点を、例に挙げます。
「トイレから情報流出!? 今知らないと後悔する「スマート家電のハッキング」対策」というネット記事を引用・まとめをします。
炊飯器であれば、家族それぞれの好みにあった炊き方をスマートフォンに登録し、炊飯器にタッチするだけで、好みの炊き方ができます。
電子レンジであれば、レシピの中からよく作るレシピを、お気に入りに登録することができます。
遠隔操作も可能なので、外出先からエアコンをオン/オフしたり、レコーダでテレビ番組を録画したりすることも可能になります。
しかし、ネット化とは、ハッキングの可能性がどうしても残ります。
Aさんの家の家電はすべて、スマート家電です。
ある日、家に帰ってみると様子が変です。夏なのに、エアコンからは熱風が吹いています。
冷蔵庫は電源が入っておらず、食べ物は全滅です。
トイレに行くと、便座が上げ下ろしを繰り返し、ウォシュレットが作動し続けています。
ある日怪文書が届き、そこには視聴したテレビの内容からお気に入りのレシピ、いつトイレに行ったかの情報が書き込まれています。
スマート家電のハッキングは、ユーザーの生活情報が筒抜けになるということであり、プライバシーが侵されるということです。
カメラ機能が搭載されている家電がハッキングされた場合、家の中を盗撮されるという危険性もあります。
問題はプライバシーの侵害や、イタズラに留まりません。
生活情報を知られれば、留守の時間帯を知られるということになり、空き巣に入られる可能性もあります。
また、家電製品を利用する商業施設や病院など、建物の規模が大きくなるほど、被害は甚大なものになります。
スマート家電は、携帯電話やノートパソコンで行うような暗号化や、ハッキングのテストがされていないことが多いため、従来のデバイスよりも、セキュリティの脆弱性が指摘されています。
2014年1月16日、アメリカのインターネットセキュリティ会社Proofpointが、スマート家電に接続された10万以上の家庭用電気機器から、サイバー攻撃があったことを発表しました。
家庭用ルーター、テレビ、冷蔵庫、ワイヤレススピーカーなどから、1日に3回で合計10万以上のスマート家電に遠隔操作でプログラムが埋め込まれ、企業や個人宛てに、スパムやフィッシングメールが75万通以上も送られました。
不正ウイルスに感染したスマート家電が知らないうちに、サイバー攻撃に利用されるということもありえます。
スマート家電を製造しているメーカーも、セキュリティ対策を講じていますが、ユーザー自身のセキュリティ意識が低ければ、意味がありません。
しかし、スマート家電の数が増え、それらひとつひとつにセキュリティ対策を施すのは、現実的と言えません。
そこで、スマート家電を含めたすべての通信デバイスが経由するホームルーターに、きちんとセキュリティ対策を施すことが推奨されます。
IDやパスワードは、購入したときのままの状態(デフォルト)にせず変更し、ルーターを動かす基本プログラムを最新状態に、アップデートすることが求められます。
調査会社IDCによると、2019年には、インターネット機能を有するデバイスの普及台数は国内で9億5,600万台に達すると見込まれています。
家電のみならず、自動車や住宅もスマート化が進んでおり、私たちがこれまで経験したことのないリスクが、今後発生していくと思われます。
「そんなモノにスマート化は求めない」という、アナログな生活を好むユーザーももちろんいるでしょう。
しかし、従来のアナログ製品が今後発売されなくなるとしたら、その時は否応なくこうしたリスクにさらされていくことを覚えておかなくてはなりません。以上、ここまで。
著者の方の記事を、ほぼ引用です。非常に参考になりました。
8 スマート家電の恐ろしさとスマートメーターについて
スマート家電は恐ろしい未来を示しています。
さらに、グーグルが開発中の自動運転車も危険だと、僕は考えています。
これも同じく、ハッキングの危険性があります。
しかも、スマート家電よりも恐ろしく、命が狙われます。
事故に見せかけて殺害、という事件が起こる可能性があります。
当然、殺人罪なので捜査が行われるのでしょうが、ハッカーの身元を探し出せるかどうか不透明です。
要人は自動運転車は怖くて使えないのではないでしょうか?
一般人は狙われにくいですが、それでも怖さは感じるかもしれません。
自動運転車は、まだ課題があります。
センサーが故障したら、事故につながるということです。
飛行機は離発着のときは手動ですがそ、の他は自動です。
しかし、飛行機の場合、毎回、整備がきちんと行われています。
ですが、自動運転車は市販された場合、整備士が毎回、チェックするのは難しいのではないでしょうか?
チェックをかなり頻繁に定期的にやらないと、センサーの故障が防げないと思います。
また、運転中にも予期せぬ出来事のため、センサーが故障した場合、運転手がいないと危険でしょう。
飛行機はきちんとパイロットがいます。自動運転車は課題が多いと思います。
ここで、2つ目の懸念「スマートメーター」について書きます。
「サイバー・インテリジェンス」という本からの引用・まとめです。
そして、スマートメーターとは、各家庭の電気の使用料をリアルタイムで計測、通信する電力メーターで、従来型からの切り替えが2014年から始まっています。
これは電力会社とのデータのやりとりのほか、家庭内の住宅用エネルギー管理システム(HEMS)によって、電化製品や太陽光発電システムなどと、連携する文字通り賢い(スマート)メーターです。
社会全体の省エネ化や検針業務の効率化、きめ細かいサービスなどが可能になるとされ、うまく使えばエネルギー資源の乏しいわが国では、非常に役に立つものだと思います。
しかし、通信機能を持っているだけに、スマートメーターを乗っ取られてサイバー攻撃に使われると大変なことになります。以上、ここまで。
スマートメーターが狙われるという予測を、「サイバーインテリジェンス」の著者は心配しています。
セキュリティについて存分に語られている本ですが、ハッキングの世界は相当危ういもののようです。
Iotの全体図、俯瞰図を知りたい方は「Iotで激変する日本型製造業ビジネスモデル」を読むと理解が進むと思います。(教科書的で多少、読みづらいですが)
9 Iotと「未来を味方にする技術」からの引用・まとめ
Iotで日本企業は戦略を見誤ると、アップルのiPhoneで見られた部品工場としての、下請けに甘んじる二の舞の構図になる恐れがあります。
Iotはセキュリティに危険性がありますが、それでも突き進むしかない構図なのでしょう。
破綻するIot世界図のリスクを負ってでも突き進まないと、遅れをとった場合、致命的になります。
よって、失敗するIot世界地図になる可能性も考えつつ、突き進みます。
ちなみに、Iotで現在、実現しているシステムを「未来を味方にする技術」という本のP184~185までから引用・まとめします。
自動車で運転者が安全な運転をしているのか、乱暴な運転をしているのかを、センサーで捉え、保険料率を変動させる自動車損害保険。
エレベーターやエスカレーターに組み込まれたセンサーから集められたデータから、故障の予兆を見つけ出し、故障する前に修理点検をおこなう保守サービス。
農業用ハウスに組み込まれたセンサーで、土壌の成分やハウス内の温度や湿度、二酸化炭素の濃度を把握し、生育状況に応じてそれらを自動で調整してくれる植物工場。
このようにモノそのものではなく、「モノを含むサービス全体」が新たな価値を生みだす時代を迎えようとしています。以上、ここまで。
Iotの可能性とリスクを天秤にかけながら、突き進む時代といえます。
ではこの辺で。(4280文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。
ネット記事「トイレから情報流出!? 今知らないと後悔する「スマート家電のハッキング」対策」
「サイバー・インテリジェンス」
「Iotで激変する日本型製造業ビジネスモデル」
「未来を味方にする技術」