2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本17 第21章」PART2

どうも、武信です。(No420)  

 

2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本17 第21章」PART2というタイトルで話していきますね。  

 

構想約5年以上!総文字数約31万2000文字以上の執筆物です。  

 

フィクサーだと僕が思う理由は、2014年頃(正確には2013年頃から着手)から、この本を書き始めており、それと連動して日本の教育改革も進んだことが、まず挙げられます。  

 

また、それ以上の確固たる証拠もありますが、それは伏せることにします。(本が1冊書けるほどの情報量になります)  

 

教育の理想「第21章「人工知能時代においての教育や進路の考察」」

 

2 「人口知能時代を生き抜く子どもの育て方」からの引用・まとめ

 

次に、「人口知能時代を生き抜く子どもの育て方」からの引用・まとめをします。  

 

人工知能時代には、「STEM」教育が必要だと言われます。  

 

Science(サイエンス)、Technology(テクノロジー)、Engineering(エンジニアリング)、Mathematics(数学)の4つのワードの頭文字をとったものです。  

 

人工知能に使われるのではなく、使う側に回るために必要な学問(理系全般か、狭義ではハイテク産業で求められる知識やスキル全般)ですね。  

 

サイエンスは科学であり、物事の原理原則を解明する学問です。  

 

「どんな条件のときに火がつくのだろう?」という問いを持ち、その答えを見つけるために様々な分析や実験をします。  

 

次に、エンジニアリングは工学であり、サイエンスによって解明した原理原則を用いて、再現可能性が高く、なおかつ人間がコントロールしやすい状態を作り出す学問です。  

 

「好きなときに火がつけられる仕組みを作ろう」といったように、そこには必ず目的が存在します。  

 

そして、テクノロジーはエンジニアリングの集大成として生まれる結果を指します。  

 

マッチやライター、ロケットエンジンなどが該当します。P56~58。  

 

最後の数学は以上の3つ(サイエンス、エンジニアリング、テクノロジー)で共通して使われるツールです。  

 

プログラミング(エンジニアリングに該当)をする際にも、数学の知識は必須です。  

 

小学生や幼稚園児に人気のゲーム「マインクラフト」は、STEM教育に効果的なようです。  

 

このゲームの特徴は、「大自然のなかに放り込まれたキャラクターが木を伐採(ばっさい)したり、地面を掘ったりしながら材料を集め、それを元に装備や建築資材などを作り、自分の基地や農場、牧場、敵を倒すためのトラップなどを作ることできる」というものです。  

 

終わりのないゲームです。小学生や幼稚園児はマインクラフトの実況動画にはまっているそうです。P110、111。  

 

STEM教育で重要なのは、言語の幅を広げることです。  

 

Internet World Statsの2016年6月の調査では、言語別のインターネットユーザー数で一番多いのが、英語ユーザーで全体の26.3%。次いで、中国語(20.8%)、スペイン語(7.7%)、アラビア語(4.7%)、ポルトガル語(4.3%)と続き、日本語は3.2%です。  

 

つまり、すべての言語が高い精度で、自動翻訳されるようになれば、日本人のアクセス可能な情報がいまの31倍になります。以上、ここまで。P116。  

 

とりあえず、英語を勉強しておけばリサーチの幅が広がるでしょう。  

 

日本語だけの情報網では、STEM教育においては不安が残りますね。  

 

子どもが「将来就きたい職業」は人口知能時代も存在するのか?というコラムが本書には書かれていますので、興味ある方は一読するといいでしょう。  

 

男の子 

1位 スポーツ選手 

2位 研究者 

3位 エンジニア 

4位 ゲームクリエイター 

5位 医師 

6位 教員 

7位 建築家 

8位 会社員 

9位 宇宙飛行士 

10位 鉄道・運輸関係。

 

女の子 

1位 保育士 

2位 教員 

3位 看護師 

4位 薬剤師 

5位 動物園・遊園地 

6位 デザイナー 

7位 医師 

8位 ケーキ屋・パン屋 

9位 漫画家・イラストレーター 

10位 マスコミ関係。  

 

その他ランキング外。

警察官、消防士、弁護士・検事・裁判官、公務員、大工、芸能人・歌手、花屋。

 

これらの職業に、著者が分析を書いてくれています。  

 

著者は2045年に、シンギュラリティ(技術的特異点)が起きるのを信じており、それの根拠に「ムーアの法則」(半導体の集積密度は、18~24か月で2倍にある)を挙げています。

 

シンギュラリティとはムーアの法則がこのまま続けば、2045年の時点で、1000ドルのコンピュータに搭載されるCPUのトランジスタの数は、人間ひとりの脳細胞の数の100億倍になり、全人類が束になっても1つのCPUに勝てなくなるという現象であり、予測です。P152。  

 

しかし、ムーアの法則は実は、2017年6月に否定されたという記事が出ました。  

 

もしかしたら、シンギュラリティは起こらないか、2045年よりは遅れることになるかもしれません。  

 

また、ムーアの法則以外にも、シンギュラリティが訪れる根拠はあるようです。  

 

著者は、究極の予想ではロボットなどにより、自動化が進んでいくと、究極のデフレが起こるとみているようです。  

1つのプロダクト(生産物)の生産、流通の過程で人間がほとんど関与しなくなれば、コストが下がるので、低価格化が起こるからです。  

 

家の建築では、実際に2017年にロシアのモスクワで、3Dプリンターによって、一戸建ての家が建てられ、建築にかかった時間は24時間であり、コストはわずか115万円だったそうです。  

 

これが建築の自動化によるコスト削減と低価格化への方向性ということになります。P186.  

 

著者によれば次のような仕事が残るといいます。

1 自動化のしようがない仕事。スポーツ選手など。

2 自動化の仕組みを作る側。技術者、研究者、商品・サービス開発者など。

3 その人が生み出すことに価値がある仕事。アーティスト、陶芸家など。

4 人間同士ではないと成り立たない仕事。医師、看護師、介護士、コーチなど。  

 

さらに今後、残っていく仕事の共通項は「世のため人のため」という発想に基づいた仕事だといいます。企業のCSVは典型例です。P198、199。  

 

ちなみに、僕は3の領域は怪しいと思っています。  

 

記事の執筆、作曲、小説など、芸術方面にも「人工知能が進出するのではないか?」と思っているのです。  

 

価値や完成度を最終判断するのは、人間の感性かもしれませんが、作る過程はコンピュータができてしまうのではないか?と。  

 

そうなると、作る人が要らなくなります。  

 

とはいえ、文章系はまだまだ難しいでしょうが。  

 

著者は、世界初のAI先生、要するに人工知能型教材「Qubena」を開発しており、サービス展開中です。

 

成果としては、200時間かかっていた中学1年生の数学が32時間で終わるというものです。

 

詳しくは本書をお読みください。  

 

2 自動化の仕組みを作る側。技術者、研究者、商品・サービス開発者などでは、起業家も入るのかなと思います。

 

  「楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方 戦略子育て」によれば、今後、激増する職業は起業家だそうです。  

 

以下、P36から引用します。  

 

起業家の数は、世界中でここ10年、劇的に増えています。

 

昔より格段に、ヒトモノカネが集めやすくなり、売るのも簡単になったからです。  

 

その「起業家人口」を国ごとに見ると、本家アメリカが人口の7%2300万人、日本は3%350万人です。  

 

一方、中国は人口の9%が起業家で、その数はなんと1億2000万人に上るというのです。  

 

そう、起業家こそが「将来増加する職業」の本命なのです。以上、ここまで。  

 

また、企業の成功率はアイデア段階から株式市場に上場する(IPO)まででいっても、100万分の6とかだそうです。P39。  

 

ではこの辺で。(3457文字)  

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

 

「人工知能時代を生き抜く子どもの育て方」

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