2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本14 第18章」PART2

どうも、武信です。(No271)  

 

前回の記事が以下です。

 

 

  2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本14 第18章」PART2です。  

 

構想約5年以上!総文字数約31万2000文字以上の執筆物です。  

 

フィクサーだと僕が思う理由は、2014年頃(正確には2013年頃から着手)から、この本を書き始めており、それと連動して日本の教育改革も進んだことが、まず挙げられます。  

 

また、それ以上の確固たる証拠もありますが、それは伏せることにします。(本が1冊書けるほどの情報量になります)  

 

第18章「今までの章のまとめ」

 

今までの章のおさらいをしておきましょう。

 

 

第8章「日本の大学受験の最大の問題点」

 

第8章では、インプット偏重が、日本の大学入試の大きな問題点だと述べました。  

 

マークシートの問題は、覚えた知識が当たっているか判断しているだけであり、そこには、2の「情報の分析、加工、編集」はなく、3の「情報の発信、対話、議論、説得、脅かし」はもちろんありません(小論文、面接は除く) と書きました。  

 

大学が学問の場所であるとしても、アウトプット(小論文など)を見ないのは、マズイとも指摘しました。  

 

経営系・ビジネスの適性は、ビジネスコンテストで測ればいいのですが(経営実行は別)、コミュ力は面接でも限界があるでしょう。  

 

そもそも、日本の高学歴全員に「業家人材となれ!」というのは主張がおかしいかもしれません。  

 

なぜなら、東大に仮に入ったら、大企業への切符を手にしており、それを捨ててまで、リスクを冒す誘因を持ちづらいからです。  

 

人は何かを手に入れたら守りたくなるものであり、リスクを冒しづらくなります。  

 

家族を持てば、起業は反対されがちです。  

 

ちなみに、「東大を出ると社長になれない」という本があり、タイトルの意味は優良企業への切符があるのに、それを捨ててまで起業をしないということらしいです。  

 

しかし、高学歴以外、知識集約型で、起業は難しいのです。

 

頭脳がないとできません。  

 

低学歴は労働集約型(ユニクロやワタミやすき家など)なら、可能性はあります。  

 

第9章「大学入試で日米間に差がついていると思われているが本当だろうか?」

 

第9章では、大学入試より、大学入学後の読書量(&勉強量)の差(特に文系)と、各国から優秀な人材を集めていること、そして、起業の文化が大きいことで、日米間の間でイノベーションの差が出ているのではないか?という新機軸を打ち出しました。  

 

もちろん、大学入試も変える必要はあるとも書きました。  

 

大学入試が思考力重視などに変わったとしても、上位層の顔ぶれはさほど変わらないとも書きました。  

 

第10章「僕が考える理想の大学受験制度とイノベーターを量産するための秘策」

 

第10章では、日本でイノベーターが量産されない分析より、アメリカでなぜ量産されているのか?の視点も大事だと述べました。  

 

日本を含む他の国でも量産されていません。

 

アメリカだけが量産されているからです。  

 

アメリカが、イノベーション大国である理由の分析や現状なども書きました。  

 

そこから、日本では大企業がベンチャーを支援しないので、出口戦略がなく、高学歴層がリスクを恐れているという問題点が浮き上がりました。  

 

日本の理想の大学受験制度についても述べました。  

 

文科省が求めている人材や、進められている政策、日本の大学受験の問題点にも触れました。  

 

さらに、思考力についての私見を述べ、ユダヤ人にヒントがあると主張しました。  

 

第11章「そもそも資本主義に限界があったとしたら」

 

第11章では、「日本の不況が資本主義の限界によってなら?」という仮説を述べました。  

 

第12章「そもそもイノベーションは国家の力が大だったとしたら」

 

第12章では、「イノベーションが実は国家の力が大だったとしたら?」という自説を導き出しました。  

 

アメリカのイノベーター量産の秘密が、実は国家の力に依存していたという話ですね。  

 

第13章「そもそもイノベーターを前提とする社会システム自体に問題があるとしたら」

 

第13章では、「そもそもイノベーターを必要とする社会システム自体がおかしいのでは?」という指摘でした。  

 

イノベーターは需要を喚起するわけですが、需要を無理やり作り出すということは、資源の浪費であるし、資本主義の欠陥ではないか?という主張です。  

 

第14章「日本のモノづくりの姿とはどうあるべきか?」

 

第14章では、日本のモノ造りの理想の姿を追い求めました。  

 

設計情報という概念を紹介しました。  

 

また、不確実な現代(VUCAの時代)での戦い方をある程度、紹介しました。

 

「LFPネイティブ」の台頭や、第4次産業革命が起きていることにも言及しました。  

 

日本のモノづくりはインダストリー4.0でIoTを推進していますが、危険性についても触れました。(スマート家電や、スマートメーターです)  

 

日本のモノづくりはどうあるべきかに加えて、日本のイノベーションがどうあるべきかも論じました。  

 

特に、連携については詳しく述べました。  

 

さらに、イノベーションの普及にも言及しました。  

 

第15章「日本が今後、改善すべきこと」

 

第15章では、広い範囲で今後、日本が改善すべきことについて書きました。  

 

まず、値決めがやりやすいです。  

 

次に、日本の年金運用がアメリカと比べて、大幅に劣っていることから、改善の余地はあるとも書きました。(ただし、リスクは充分にあります)  

 

そして、日本企業が陥っている状態として、部分最適や視野狭窄を挙げて、それを解決するのが、俯瞰分析という話を書きました。(僕の教育本も、俯瞰分析です)  

 

途中に、今までの本のまとめを軽く行い、新たな視点、創造力について言及しました。  

 

また、気づかい熱意が、何事にも大事だと述べました。  

 

世の中で生きていくために必要な力についても分類し、まとめました。  

 

そして創造力、果ては、文章力などを磨くための教育改革の最終兵器として「日本論文プットフォーム」を提唱しました。  

 

「この改革により、アウトプット意識が根付き、起業促進や研究促進につながるのではないか?」という思惑であり、この案を提唱した意義だと書きました。  

 

僕が考案した最高の授業形式についても述べました。  

 

日本が改善できることについては、以上を広い範囲から、詰め込みました。  

 

第16章「日本に今後、必要な人材とは?」

 

第16章では、日本で今後必要な人材像を書きました。  

 

具体的には、イノベーター(=クリエイター)、タレントグローバル人材オペレーターなどですね。(プロフェッショナル、スペシャリストは従来通り)  

 

イノベーターや異能重視路線から、幅を広げてみました。  

 

イノベーターやクリエイターは思考力や創造力重視派であり、オペレーターの戦場は減っていくとも述べました。  

 

しかし、思考力が通用する局面は限られており、実行段階は大事だとも述べました。  

 

特に、企業におけるコスト削減は当てはまります。  

 

不確実な状況下では、予測力徹底した行動が必要だとも述べました。  

 

イノベーター、タレント、グローバル人材、オペレーター以外の経営者にも焦点を当てました。(起業家と経営者を区別しています)  

 

既存市場で、既存商品を売るだけではダメで、既存市場で新製品を売ることも目指すべきだと主張しました。  

 

日本企業が克服すべきは、既存市場で新製品を売ること(製品開発)と、新市場で既存製品を売ること(市場開発)の2つだとも述べました。  

 

既存市場で新製品を売るための手法として、デマンドジェネレーションがあることも書きました。  

 

以上、日本で必要な人材像をあぶり出しました。  

 

第17章「僕の日本の教育の構想」

 

第17章では、僕が考える日本の教育の構想について述べました。  

 

僕が主張する、大学受験かつ大学卒業まで(もしくはそれ以降。つまり社会人)に求める人材像や能力は、「自立した人材」「大学の学習についていけるための基礎知識」「創造力・実行力・表現力」「予測力と気づく力と鈍感力」と書きました。  

 

それぞれについて、詳しく解説しました。  

 

速読情報処理能力についても触れました。  

 

多様性についても軽く触れました。  

 

以上です。  

 

第18章ではおさらいをしてきました。  

 

第19章以降に続きます。  

 

ではこの辺で。(3953文字)  

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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