2020年教育改革を超える「未来の教育改革」とは?PART2

どうも、武信です。(No73)

 

PART2です。前回の記事の続きです。

 

 

前回の記事を読んだと想定して、話を進めていきます。  

 

1 僕が考える未来の教育。(きっかけ編)

  まず、僕が未来の教育を考えるきっかけとなったのは、以下のことです。

 

最近、スポーツ選手で敗戦の弁で、「考えすぎてしまった」というのが2件あったのですが、スポーツの勝敗って、身体能力で決まる要素が高く、つまり頭や理屈より「わかっていても打てないとか、分かっているけど反応できない、勝てない」で決まると思うのです。

 

だいたい、勝敗を決めるのって戦略や構想や理論も大事なんですが、「実行力、オペレーション」で決まる要素もあり、日本の正確な電車運行や手厚い医療は、他国が分かっていても真似できないのです。

 

「分かっているけど、知っているけど真似できない要素」で、勝敗が決まる要素って大きいのです。

 

日本の場合、オペレーションや戦術面や実行力は高いので、戦略の失敗なんです。  

ですが、教育改革の場合、現場が対応できないことが敗因でしょうね。

 

英語の民間試験に対応できる教師も少なかったし、国語の記述式に対応できる教師も少なかったということです。   まぁ英語の民間試験はともかく、国語の記述式は問題ありますが。  

 

2 僕が考える未来の教育。(提案編)

  で、ここで提案です。

 

プログラミングは中学からでいいし、Progateなどに外注すればいいという話です。  

英語も、中学・高校教師より、「スタディサプリENGLISHなどに外注すればいい」という話です。

 

この民間の2サイトが受験生を大量受注したら、価格は大幅値下げできるでしょう。

 

プログラミングも英語も、プロから学んだほうが効率がいいです。  

外部講師を雇うのは費用がかさむので、2大サイトに外注し、なるべく安く済ませるのです。

 

小学校でプログラミングや英語を学ばせると、外部講師を雇うなら費用が新たにかさみますし、雇わないのなら既存の現場の教師の負担が増えます。  

だったら、中学から「2大サイトに外注すれば良くね?」って思うのです。

 

共通テストの国語の記述式も、はてなブログなどに外注し、僕の案「日本論文プラットフォーム」を作ればいいのになぁと思ってしまいます。  

僕の考える8万人規模に受けさせる案なら、少ない採点者で可能ではないでしょうか。

 

積極的にICTを活用するのが未来の教育でしょう。

 

2020年の教育改革は根本的に、古い教育がそのまま存続するだけで、大改革ではないのに、現場から抵抗を受けており、僕の案なら、もっと抵抗を受けそうですね。

 

ある記事によると、「大半の人が反抗すればするほどその案は画期的、イノベーション案だ!」ということの証明だそうです。  

反抗の数だけ、その案は画期的なのです。   まぁ今回の2020年教育改革には、あまり当てはまらなそうですが。。。

 

だいたい、人の案をオリジナル通りに適用せず、変に改良するから、失敗になるのですね。

 

もちろん、人のオリジナル案を上手く改良できる人や企業もいますが、文科省などには無理だったようです。   GPIFも大損失だったそうで、国や官僚などが動くとろくなことになりません。

 

つい最近でも以下の記事が出ています。  

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191008/k10012116901000.html

「18億円の国のサイバー攻撃防止機能 未使用で廃止 使い勝手悪く」というタイトルです。

 

無駄金が18億円も使われたのです。

 

さて、中学や高校で、ProgateやスタディサプリENGLISHを外注するのはわかったが、「ではその授業時間の捻出は?」と聞かれたら、僕の答えは「早く家に返すんだよ」です。

 

で、自学自習させますが管理者だけ雇い、生徒を管理します。   英語やプログラミングは試験だけ受けて、判断すればいいのです。

 

「自学自習できるのは一部の生徒だけだよ」という意見には同意ですが、試験である程度の点数をとらないと進学させないようにし、そこに強制力をもたせる、つまり結果責任であり、過程は生徒に任せます。

 

結果がでなければ進学できないから、本気でやらざるを得ません。  

スタディサプリENGLSHやProgateなどに、中間テストなど作ってもらいます。   で、生徒は皆、それを受けて、結果が出ない人は再試験か、進学できなくします。

 

プログラミングと英語は、プロに中間試験を作ってもらうのです。   向き不向きまで考えたら、選択科目にするか、最低合格点数を下げるのはありです。

 

生徒には一人一人に、「クロームノートブック」か「Linuxを入れた格安ノートパソコン」を配ります。(iPadなどのタブレットという意見もありますが、迷いますね)

 

中間・期末テスト作成を公立中学・高校は統一して、民間企業などに英語・プログラミングだけでなく、全教科委託もありえます。

 

動画教材(プロの予備校講師など多数により作られた)も配り、「クロームブック」などに保存させ、いつでも見れるようにし、教師が休んだときなども、動画で生徒は学べばいいのです。

 

テスト結果は、PCから教師や雇った管理者?が一律管理します。  

これをやったら、全国の公立の中学・高校の教師の負担はかなり減ります。

 

また、不正をなくすため(替え玉受験など)に、試験だけは校舎で受けさせます。

 

これくらいの教育改革が本当の未来の教育改革であり、この構想がほとんど見られない2020年教育改革は正直、しょぼいと思います。

 

3 僕が考えた代替案。(記事から引用編)

  とここまで書いていきましたが、タブレットやスマホや格安ノートPCを使っても、替え玉されず、一斉に校舎で試験を受けさせるのが、「英語の場合、きつい」と思い直しました。

 

特に、リスニング、スピーキングがきついのです。

 

プログラミングの試験も、「中学・高校にそもそもネット環境が整っているのか?」問題があります。

 

これらの壁を超えられない限り、僕の案は使えません。

 

普段の学習用に使うにしても、ProgateやスタディサプリENGLISHは「ネット回線接続が前提」ですし。

 

なので、英語の民間試験については代替案を考えたので、以下の記事に載せました。  

 

詳しくは記事を読んでください。一気に英語の民間試験採用の突破口が見える内容になったと思います。(簡単に書くと、英検に統一しよう!や英検のスピーキングテストの採点を緩くしよう!案です)

 

公平性が保てないにも解決案を示していますし(英検に統一)、費用面は大した問題じゃないので、補助金を出せば済みますし、大学側の懸念も減りますし、残る問題は「現場の教師の3分の1が英検準1級には対応できない」ことくらいです。(「英検2級にはさすがに対応できる」と期待したいです)

 

公平性の問題も、英検が多数派になればそこまで課題ではなくなりますし、少数派のもっと難しいTOEFLなどを使った受験生は英検派より実力が上でしょうから、「優遇もあり得る」と思います。

 

ともかく、これで英語の民間試験の問題については、だいたい解決したのではないでしょうか?

 

その結果か知りませんが、以下の記事が出ました。  

https://mainichi.jp/articles/20191021/k00/00m/040/268000c

「英語民間試験 東大、京大や早大など大学の7割が活用 文科省発表」というタイトルです。

 

一部、引用します。

 

主な大学の英語民間試験の活用状況  

<使用>

国立:東京大、京都大、九州大など

私立:早稲田大、同志社大など  

<不使用>

国立:北海道大、東北大、京都工芸繊維大

私立:慶応大、明治大など  

※慶応大、明治大は大学入試センターの成績提供システムは利用しないが、成績は一部入試の評価に使う  以上、ここまで。

 

反対していた東大が、ついに活用とのことでしょうかね。

 

僕の教育改革のオリジナル案とまったく同じではないですが、改良されて文科相に採用されていることが理解できたかと思います。

 

元の理論的支柱の僕の案を知りたい方は、このブログ「ホントのメディア 教育&経営」の記事をお読みください。

 

ではこの辺で。(3812文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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