マーケティング初心者シリーズ1「マーケティング用語「インサイト」をわかりやすく説明してみる。」

どうも、武信です。(No329)  

 

マーケティング用語で、「インサイト」という言葉があります。

 

このインサイトについて、詳しく解説するのが今回の記事です。  

 

重要用語ですので、ぜひチェックしてください。

 

ビジネスをしたい人なら、必読記事です。  

 

有料情報系です。  

 

 

1 前置き。

 

インサイトとは、マーケティングの現場で、「消費者自身も気づいていない、隠れた動機や本音」という使われ方をするようです。  

 

僕はインサイトの発案者かもしれないと、実は密かに思っています。(と書きましたが、2007年にはインサイトという用語は既にあったようです)  

 

その発案の文章をお見せしますね。(当時、この記事を書いた時期が何年前だったのかは忘れました。「アップルが消費者調査をやめる」という報道をしたタイミングだったと思います)  

 

2 有料noteからの抜粋。

 

僕の記事「俯瞰経営学」からの抜粋です。  

 

ここで「人間は外面と内面、本音と願望で成りたっている」という話をします。  

 

人間は「外面と内面」と「本音と願望」で成り立っています。

 

「外面と内面」を使い分ける人はいます。  

 

さらに、「行動」を見れば、本音が見えると信じられてきました。  

 

ですが、「行動」だけでは、その人の真の姿は見えてきません。

 

なぜなら、「願望」が含まれているからです。  

 

恋愛に、例えてみましょう。  

 

その人の「行動」を見ると、ある女性Aさんに惚れているように見えます。

 

熱烈なアプローチをし、片道2時間かけて、会いにきてくれます。  

 

言葉(愛しているなど)よりは、信頼できます。

 

ですが、その「行動」は、その人の真の姿ではありません。  

 

なぜなら、「願望」が隠れているからです。  

 

その女性Aさんを好きかもしれませんが、さらなる魅力的なBさんが登場し、そのBさんが「男を好きだ」と言い始めた場合、様相が変わってきます。  

 

男の願望的には、Bさんの方が好みだからです。  

 

そうなると、Bさんにアプローチを始める可能性があります。  

 

つまり、今までのAさんに対するアプローチ(行動)だけ見ていても、男の真の姿は把握できないのです。

 

「願望」が、隠れているのです。  

 

商品も同じです。

 

「行動や言葉」を見ると、こういう商品を欲していると見られがちですが、「願望」まで反映しているかは分かりません。  

 

そして、往々にして、「願望」の方が欲求度が高いのです。  

 

「願望」を満たす商品を作った方が、売れます。  

 

アップルが消費者調査をやめるという報道がありましたが、ある程度正しいです。  

 

「行動や言葉」だけでは、「願望」まで把握できません。  

 

願望行動言葉の順に、その人の姿が垣間見ることができます。  

 

「願望」とは、理想の製品であり、SF的発想が役立つでしょう。  

 

消費者にとって、最高に満足できて、便利なら、どんな形態の製品やサービスでもいいのです。

 

空想・発想を狭めないようにしましょう。  

 

人間という生き物は不合理であり、願望行動言葉などの構造があり、矛盾した構造を内に秘めているのですね。以上ここまで。  

 

3 インサイトのお勧め本。

 

読者の役に立つ記事になれたら幸いです。

 

インサイトのお勧め本として、一応、以下を挙げておきます。

 

「「欲しい」の本質 人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方」  

 

Amazonでのレビューでも評価が割れていますが、僕も同じ意見であり、3点ぐらいの本だと思います。(つまり、一度は読んでおきたい本だけど、手元にずっと保存しておきたいか?と言われると微妙という評価です)  

 

ではこの辺で。(1636文字)  

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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